こんにちは。セカンドギア店長の SHOW-YA です。11月6日土曜日、せがれ殿とふたりで大月の百蔵山に登ってきました。
こちらの百蔵山、秀麗富嶽十二景の一座に数えられるお山なのですが、単独行や登山仲間との山行にはややボリューム不足のため、これまで未踏のままになっておりました。しかしこと子連れ登山においては、一転ちょうどよいボリューム感になるというわけなのよ。
子連れ登山では、子供の分の衣類や食料、万が一の場合の安全装備等を勘案すると、たとえ日帰り登山であっても通常の小屋泊~テント泊くらいの荷物量になりえます。また、必要時間は子供の体力やご機嫌次第になってしまうので、標準コースタイムの2倍くらいは見積もっておくべきと考えます。今回の行程も、通常であれば休憩込みでも3時間ちょっとで踏破できるものでしたが、実際は5時間半近くかかってしまったのです。
せっかくの親子登山なのに『日が暮れて怖くて疲れて辛かった』となると、次回以降付き合ってくれなくなっちゃいます。普段以上にゆとりが大事ですね。
百蔵山登山口駐車場(10:30) → 大同山(11:45) → 百蔵山(12:10) → 和田美術館 → 百蔵山登山口駐車場(15:45)
それでは れっつごー
おみやげの はっぱをひろって 上機嫌 調子よく歩く走る
1000m程度の低山ですが、途中のながめも中々です
あともうちょっとかー あのへんかー
もう一息だ 自力で頑張れ!
ついたぞー 百蔵山 1003m 完登!
お昼すぎだったので富士山は拝めず でも眺め良し
至福のひととき
ピカチュウらーめんを夢中ですするせがれ
下り道の序盤は思ったよりも急坂で鎖場あり。安全に降ろすのにかなり神経を使ったし、本人も疲れてしまったみたい。
もう動けないとおっしゃるので、下り後半では『万が一の場合の安全装備』こと、奥の手である『抱っこひも』発動。前後あわせて30kgの歩荷トレーニングを開始する。ちなみになぜチャイルドキャリア(子ども用背負子)を最初から装備していかなかったのかというと、すぐに座れる便利なものを親父が背負っていれば、登山開始早々に即刻乗せろと騒ぎ出すことが目に見えていたからである。さすがに全行程歩荷は親父も辛いぞ。
下山完了と同時に、くたくたの親父を置き去りに車へと走り出す、休養たっぷりの薄情者。『たのしかった。またおやまいきたい。』とおっしゃって頂けたので、下僕は幸いでございます。
関東甲信越地方で人気第2位の温泉があると聞き、下山完了後は大月から都留まで移動。【より道の湯】とても快適でした。温泉の泉質も温度もちょうどよい、アメニティも充実、休憩室は清潔感があり広々。今後この界隈の山に行くときは、帰りは必ずここですな。
せがれ殿のリクエストにより夕飯はすき家です おつかれさまでした!