こんにちは。今回はちょっとだけ痛かったり足先がゾワゾワするかもな話題なので、
苦手な方はブラウザバックしてください。
早速ですが、少し前の白馬旅行でのライド中に落車をカマし
複数箇所に擦過傷をつくる結果になってしまいました。
その際の応急処置がままならなかったことや
完治までのアフターケアに試行錯誤(半ば愚痴も含む)があったので、
「自分用、自転車遊びに特化した応急キット」を備忘録的にブログにしようと思います。
最初にお断りとして、民間療法を多分に含むので正しさとかを考えるのはナンセンスです。
自分が小さい頃は膝を擦り剥いたらマキロンをぶっかけるのが当然でしたが、
今は真逆の考え方になっているくらいですからね。
まず当日は「スタンプラリー」に騙されユルめの装備と心持ちで挑んだ事もあり、
応急キットと言えるものは携行品に常備してある普通サイズの絆創膏数枚だけ。
よくよく考えると「紙で指先を切る」くらいしか用途がなく、無いに等しいモノでした。
切らしていなければ、カードサイズの謂わゆる”大判”の絆創膏も持つようにしているのですが、
今回の経験ではそれも使い辛いという結論になりました。
自転車遊びでの外傷の原因は、
落車かメカとの接触が大半を占めると考えていますが浮き上がった問題点は二つ。
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規格品の数cm四方に傷が収まることがまず無い
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広範囲に広がった傷や体毛に粘着面が干渉する
自分は割と体毛が濃いので絆創膏の交換は半ば罰ゲームでした(笑)
その結果「出来るだけ大きい絆創膏の内側部分だけの物」を探し、
それをサポートする物も色々調達しました。
「傷当て材」というド直球なネーミングで期待できます。
LLサイズで75×100mmと単体でも文句なしのサイズです。
そして固定の為の紙テープ。もし傷口がはみ出すことがあっても、
粘着面が無いのでタイル張りのように貼り合わせられます。
家でのアフターケア時点では細かい傷が治り、
ある程度ピンポイントのサイズに切り出して使いましたが、
直後の応急処置では大は小を兼ねる、減菌パックから取り出してすぐに貼るのが良いでしょう。
紙テープも華奢な見た目に反して、しっかり止まるので最低限の面積で固定させられます。
丸一日気にせず貼りっ放しに出来るので応急には十分な性能ながら剥がすのは圧倒的に楽チン。
粘着地獄から逃れられた時は本当に嬉しかったです…
絆創膏の拡張としての応急処置ならこれだけでも十分ですが、ワセリンも試してみました。
必要に迫られる怪我を被ることが今まで無かったので丁度良い機会でした。
綺麗に治った傷口を見るに十分な効果があったようです。
ワセリンは純度で区分があるので今回のような用途の場合、
第三類医薬品に該当するモノ”白色”↑を選ぶのが無難です。
これ一つでハンドクリーム/リップクリームの代替にもなるのでありがたいですね。
ボトルタイプは幾分割安ですが、
携行品として使いやすく内容物を清潔に保てるチューブタイプを選びました。
擦過傷想定の対策はこんなものでしょうか。
OMMでもそうでしたが、一口に「エマージェンシーキット」と言われても
フワフワとした何となくのイメージしか湧かず、実用性の乏しいものしか携行できていませんでした。
そしてほとんどの場合、活用することがないのでアップデートされないままです。
実際に問題点に晒されて不便を被り、練り上げられていくものですね。
ここからは、その他の携行品を。
テーピングは万能ですね。
本来のサポーター的役割はもちろん多少の切り傷や擦れ傷なら絆創膏代わりに使えますし、
メカトラブルや破損などヒト以外の応急処置にも有用です。一つ持っていて損は無いです。
ポイズンリムーバーは行程の様子を考慮して除外する事もありますが、
林間や藪が含まれているルートの場合は持つようにしています。
幸い今のところお世話になったことは無いですし、今後も願わくば持ち腐れにしたいアイテムです。
あとはマスク、アルコールタオル、リップクリーム、ティッシュと一般的な物です。
そしてこれらを、この機会に新しく仕入れたモンベルのライトポーチMサイズに纏めています。
長方形の具合が自転車のフレームバッグに丁度良く収まるのが決め手でした。
今のところリップクリームとアルコールタオルくらいしか使えていませんが、
(アルコールタオルはチェーントラブル時にも使うので早速ポーチが薄汚れています)
欠かさず携行していればトラブルに遭遇しても、
前回のように憂鬱な結果を招かずに済むと期待したいです。
この手の内容はわざわざ表に出ることも少ないですが実は十人十色、
経験則的な部分が他人にとっては大きなヒントになることもたくさんあるので、
違う遊び方をする色々な人から話を訊いてみたいネタですね!
それでは〜