こんばんは、スタッフFです。先週の定休日は、紅葉狩りに滑り込むべく高尾を緩く歩いてきました。軽く調べた感じだと紅葉のハイシーズンは11月いっぱいながら、ハイキングにはまだまだ丁度いい気候なだけに平日でも混み合いそうな様子。ガッツリ歩くモチベも無いので早朝にギュギュッと纏めるべく京王線の始発に乗り込み、日の出前の仄暗い高尾山口駅からスタートです。

序盤から少し歩いては写真を撮りの繰り返しで、存分にカメラと戯れていきます。早朝まで小雨が降る日で曇天のつもりだったのですが、日の出の時間を過ぎる頃には陽光が差し始め、少し開けた所で空を仰ぐと清々しい秋晴れが広がっていました。冬至迫るこの時期特有の斜光が色付いた木々を透けて降り注ぐので、登山道は暖かい光に包まれており心地良い時間になりました。

もみじ台に到着です。名前の通りまとまって生えるもみじが色付いているので、この時期は特に足を伸ばすのが良さげです。朝まで降った雨も効いて富士山もハッキリ見えますね。暫しの休憩を経て早々に下山です。高尾山頂を通過するか迷いましたが、奥高尾など含め一本通しで歩く時はわざわざ通らない周回路を通ってみました。山頂の方から人の気配は感じましたが、静かに歩けたので正解でした。この日もすれ違いましたが、周回路を繋いでウォーキングをされている方の気持ちが分かったような気がしました。

陽光を浴びて鮮やかさを増す薬王院の本社を愛でつつ下っていきます。まだ行楽客や参拝客が増え始める前の時間帯、お寺の方が参道の掃き掃除をされているので挨拶をしつつ脇を抜けていきます。この時期は落葉が特に多い時期なので歯応えがありそうです。

そして下山の締めはケーブルカーを使っちゃいます。乗客もまばらなので遠慮なく最前列に陣取り車窓も満喫してしまいました。この時点で9時過ぎ、清滝駅から高尾山口駅までこれから登るであろう人とたくさんすれ違います。極楽湯のぬる湯にじっくり身を浸し、食事処で朝食を摂り朝イチとは思えない完成度です。往復の電車は積読本の消化に充てられて、終始充実した半日になりました。

ちなみに帰宅後、せっかくの好天なので寝具を洗い掛け布団を天日干ししたのですが、程よい疲労も相まってここ最近で一番よく眠れました。このくらいの手軽さでフラッと繰り出すのまたやりたいですね〜